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日本古来「たたら製鉄」が生きるデザインマンホールの世界

 昭和60年頃、建設省(現国土交通省)が中心になってマンホールのデザインコンクールを開催するなど下水道のイメージアップを図ろうとしたことがあった。平成に入り全国で下水道整備が広がったことでマンホール設置が急速に進んだ。「当時は市町村の花や木、名所などをデザインしたものがほとんどだった」と山下さんは振り返る。

 その後、ブームが訪れる。昨年6月、広島市内で開催され、同社も出展した「ご当地マンホールコレクション」には、10日間で約5千人が来場した。

「ゆかり」マンホールも

 同社は今年3月、サッカーJ1・サンフレッチェ広島のマスコットキャラクター「サンチェ」と広島県安芸高田市のキャラクター「たかたん」をあしらったデザインマンホールを製造して、同市に寄贈した。同市にはサンフレッチェの練習拠点があることから、球団と同社が共同で製作したという。昨年10月にも、ふりかけ「ゆかり」で知られる「三島食品」本社(広島市)前にある、赤シソをデザインしたマンホールも製造している。

 「全国でマンホールカードが配布されるなど魅力的な観光資源になるとは想像もつかなかった」と話す山下さん。目指しているのは「行政ではできないこと」といい、「民間企業を巻き込んでマンホールを製造すれば、多様なものが作れるし、行政としても歳出削減につなげられる」と話している。

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