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【「風」読者の声~ALS嘱託殺人(4)】自然死望む「尊厳死」

 「安楽死」の法制化を求める声に続き、今回は「尊厳死」についての意見を紹介したい。

 《苦痛とともに徐々に身体的機能を奪われ衰え、ゴールには死しかないという状態だったら自分は尊厳死を望みます》。メールを寄せたのは、島根県の女性だ。尊厳死に言及する意見は多く寄せられている。

 延命措置をしない「消極的安楽死」とも呼ばれる尊厳死。積極的安楽死と混同されやすいが、定義は明確に異なる。日本尊厳死協会によると、医師ら第三者が患者の死期を積極的に早めることを安楽死とする一方、回復が見込めず死期が近い場合、延命措置を断り自然死を迎えることを指す。

 厚生労働省が定める終末期医療の指針では、本人による意思決定を基本に、治療方針を決めることを求めている。同協会は尊厳死を望む人々に向け、意思や希望を示す書面「リビング・ウイル(事前指示書)」を発行。希望者はサインし、同内容が記載されたカードを常時携帯する。

 厚労省の終末期医療をめぐる意識調査(平成29年度)では、国民の約7割が事前指示書の作成に賛成。同協会の会員数は10万人超といい、多くの入会者からも意見が届いた。

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