PR

産経WEST 産経WEST

「安楽死」の選択に葛藤 ALS死亡女性の友人、思い吐露

 安楽死が認められているスイスへの渡航を計画したこともあったが、目前で断念した。協力を依頼したスイスの団体で可能だったのはあくまで「自殺」。スイスに渡って薬が入ったジュースを飲み干すことすらかなわぬほど、病魔は女性をむしばんでいた。

 その後はブログを開設して闘病生活の思いをつづったり、ツイッター上で知り合った人と苦しみや思いを共有したりするようになっていったという。

 亡くなる12日前、友人は遺言書を託された。「死に前向きな行為をすることで気持ちを落ち着かせているのかな」。気に留めなかったが、それから2週間足らずで女性は旅立った。別の友人のもとには、亡くなる前日や当日に「今までありがとう」「穏やかな気持ちです」とのメッセージが送られてきたという。

 訃報に接してほどなくして、それが病死ではなく、自ら選んだ死だった可能性があることを知った。「日本で安楽死は違法だということは、彼女もわかっていた。でも、死を熱望していたことも痛いほど知っていたから、楽になれてよかったとも思う」

 率直な気持ちを明かし、こう続けた。「医師の逮捕を知った今は、胸がザワザワして落ち着かない」

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ