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関電子会社元社長、400万円相当の商品券受領 「過去のこと」第三者委に報告せず

新たな金品受領について発表する関西電力の阿川毅コンプライアンス推進室長(左)=22日午前、大阪市
新たな金品受領について発表する関西電力の阿川毅コンプライアンス推進室長(左)=22日午前、大阪市

 関西電力の役員らの金品受領問題で、関電は22日、子会社「KANSOテクノス(旧環境総合テクノス)」(大阪市)の今井武元社長と元幹部の2人が福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(故人)から400万円相当の商品券などを受領していたと発表した。内部通報で判明し、関電が調査していた。受け取った本人や問題を把握していた子会社の役員2人はいずれも関電が設置した第三者委員会に報告していなかった。

 関電によると、今井氏は社長在任中の平成15年から24年にかけ、会食後に菓子と一緒に商品券を受け取るなどして400万円相当を受領。元幹部は現金計4万円を受け取った。今井氏は300万円分を商品券などで返却したり、寄付したりするなどし、残り100万円分を後任の中山崇前社長に引き継いでいたという。

 今井氏は第三者委の調査の対象外で、中山氏は病気療養を理由に調査に応じていなかった。問題を把握していた役員らは「現在は受け取っておらず、もういいと思った」「自分が報告しなくてもいいと考えた」などと説明しているという。

 今年6月、今井氏や中山氏が森山氏を接待していたなどとする内部通報があり問題が発覚した。発電所関連の土木や建築業務などを担う子会社から森山氏に関連する企業に対して16年以降、総額約42億円の業務発注があったが、不正な発注はなかったとしている。

 関電は今後、グループ会社5社に対して同様の事案がないか調査する。

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