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「コロナ禍でも元気になる」 ティンガティンガ・アートに込めた子供たちへの思い

挿絵を描いたティンガティンガ・アーティストのアバシ・ムブカさん
挿絵を描いたティンガティンガ・アーティストのアバシ・ムブカさん
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で外遊びができない子供たちのために、アフリカ東部のタンザニア在住の島岡由美子さん(58)が22日、アフリカを代表する現代アートのティンガティンガで描いた絵本を出版した。アフリカ各地に伝わる民話を明るい色彩で表現し、巻末にコピーして遊べるぬりえシート付き。「コロナ禍のこんなときだからこそ、笑顔の花を咲かせられるような絵本にしたい」という願いが込められている。

 ティンガティンガは、1968年に同国で誕生したアフリカの現代アート。ペンキ6色だけで表現する絵画スタイルで、のびやかな構図と鮮やかな色使いが特徴だ。

 由美子さんの夫、強さんが経営するアフリカ製品の輸入販売会社「バラカ」(大阪市中央区)が、今年4月、コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えた子供たちに楽しんでもらおうと、ホームページで「ティンガティンガぬりえ」を公開したところ、「かもがわ出版」(東京)の編集者が注目。「ティンガティンガで絵本を作ってみては」と提案を受けた。この頃、由美子さんたちは大阪府内で準備していたティンガティンガ絵画展が延期になるなどコロナ禍の影響を受けていたが、急遽(きゅうきょ)、絵本制作に取り組み始めた。

 絵本のタイトルは「どうぶつたちのじどうしゃレース」。由美子さんが地元の人たちから聞き取りして採話した著書「アフリカの民話集しあわせのなる木」(未来社)を元に、ティンガティンガ・アーティストのアバシ・ムブカさんが挿絵を描いた。

 “タンザニアの屁こきウサギ”を主人公に、広大なサバンナでライオンやキリン、ゾウなどが自動車レースを繰り広げるストーリーで、見ているだけで元気になれる楽しい絵本に仕上がっている。

 サイズはB5変形判。定価は2200円。問い合わせはバラカ(06・6763・1155)。

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