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暮らし守る山村の挑戦 災害予測AIも駆使

 災害が珍しくなく、高齢化率が40%を超える村を守るために、どこまで行政が力を入れるべきか。同村でAI開発などを主導する九州大の三谷泰浩教授(防災工学)は「効率を考えると安全な場所に集まって住む方がいいが、中山間地域の消滅は都市部にも悪影響を及ぼす」と指摘する。

 人が消えれば道路などのインフラも荒廃する。山が荒れ、田んぼがなくなれば水資源は減り、下流部の土砂災害や水害の被害が拡大するおそれもある。また、山村は「日本の原風景」。三谷教授は「都市部と山はつながって生きている」と考える。

 三谷教授は「山に住むには覚悟が必要で、住民が消滅を選ぶなら仕方ない」とした上で、「維持するならば、自治体は住民の災害リテラシーを高め、地域の不利を補ってくれるICT(情報通信技術)を活用すべきだ」と訴える。

(西山瑞穂)

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