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【熊本豪雨】球磨村などで活動の医師「復興の遅れ心配」

 近くの寺と合わせて約100人が避難。稲葉医師らは66人を診療し、道路が開通した夕方には、持病が悪化していた住民を救急車に引き渡した。当初は支援物資も届かず、住民はプロパンガスで沢の水を沸かして飲み水を確保していたといい、稲葉医師は「家族のように助け合う地域のコミュニティーの強さを感じた」と振り返った。

 稲葉医師は12日まで孤立地区や避難所で活動。現地では断続的に雨が降り、氾濫した球磨川の水位が再び上がることもあった。新型コロナウイルス対策も常に念頭に置き、地元住民へのマスクの配布も行った。

 これまでの災害とは異なる点も多かった。「雨が続き、まず安全を確認して活動できるかどうかの判断が必要だった。撤退せざるを得ないこともあった」。さらに、現地では新型コロナの影響で支援活動にも制限があり、「発災直後に必要な救助や医療の面では他県からも支援が入っていたが、ボランティアの少なさは気になった。今後、復興に遅れが出ないか心配だ」と話した。

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