京アニ放火事件から1年、第1スタジオ跡地で追悼式開催へ
アニメ制作会社「京都アニメーション」(京アニ、本社・京都府宇治市)は17日、36人が死亡、33人が負傷した放火殺人事件の発生から1年となる18日に、現場となった京都市伏見区の第1スタジオ跡地で追悼式を開催すると明らかにした。遺族や京アニの八田英明社長ら関係者が参列する。
京アニはホームページを通して、新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、ファンらに第1スタジオ跡地付近を訪れないよう呼び掛けている。一方で、事件の発生時刻に合わせ、18日午前10時半から約10分間、動画共有サイト「ユーチューブ」でファン向けの追悼映像を配信する予定。
事件は昨年7月18日午前10時半ごろに発生。青葉真司容疑者(42)=殺人などの容疑で逮捕=が京都アニメーション第1スタジオにガソリンをまいて火を付け、建物内にいた社員36人が死亡、33人が負傷した。