PR

産経WEST 産経WEST

豪雨、コロナ、また豪雨 苦境続く温泉郷 福岡・大分

 1300年以上の歴史があり、「豊後三大温泉」の一つとされる大分県日田市の天ケ瀬温泉も今回の豪雨で大きな被害が出た。

 天ケ瀬温泉旅館組合に加盟する14軒のうち氾濫した玖珠川沿いの8軒が浸水。組合長の阿部信明さん(60)は「水害に慣れている地域だが、今回の規模は経験がない」と驚きを隠せない。

 新型コロナの影響で6月中までほとんどの旅館が休業。借金で耐えた旅館もあるが、今回の豪雨で「希望をなくした」との声が複数上がっているという。

 11日、各旅館ではボランティアの協力を受けながら、泥にまみれたエアコンの室外機やソファなどを次々と運び出した。ただ、連日の雨で、片付け作業はなかなか進まない。

 旅館「華水」を経営する関根諭さん(60)は9日から片付けを始めたが、11日朝になっても旅館1階は20センチほど泥に漬かり、さらに泥が深くて入ることができないところもある。源泉をひく設備が壊れていたことも判明した。「お湯が出るようにするだけで家1軒建てられるほどのお金がかかる。日がたつにつれて現実が押し寄せてくる」。関根さんは疲れ切った様子でため息をついた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ