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バス浸水「1日も早く再開を」熊本・人吉の営業所

雨が降り続く中、バスに手を当て再起を誓う村口昭寛さん=10日午後、熊本県人吉市(渡辺恭晃撮影)
雨が降り続く中、バスに手を当て再起を誓う村口昭寛さん=10日午後、熊本県人吉市(渡辺恭晃撮影)
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 熊本南部を襲った豪雨で被害が目立った熊本県人吉市。市民の身近な交通手段として親しまれていた「産交バス」人吉営業所(同市下青井町)は球磨(くま)川の氾濫で所有するバスが浸水し、路線の運休に追い込まれた。新型コロナウイルス禍に続く災難だが、病院に通う高齢者ら再開を待つ人たちがいる。「一日も早く通常運行させたい」。所長の男性は前を向く。(前原彩希)

 熊本県などに大雨特別警報が発令されてから1週間を迎えた11日、球磨川は強い雨で再び水位が上昇。人吉市内にまた、緊張感が走った。

 4日、川からほど近い「産交バス」人吉営業所敷地内の駐車場には、路線バスや貸し切りバスなど計27台が止められていたという。激しい雨で職場の様子が心配だった所長の村口昭寛さん(61)は午前5時半ごろに出勤。1時間後に3人の運転手が姿を見せた際には、足首あたりまで水が迫っていた。

 その後、順次バスを高いところへ移そうと、貸し切りバス4台は地面が50センチほど高い従業員用の駐車場に移動させたが、水は瞬く間に高さを増し、20台以上のバスが水にのまれた。水没したバスはライトが非常時を示して点滅し、車内で使う案内用のマイクからはバチバチという異音も聞こえたという。

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