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レジ袋有料化スタートへ 準備着々、困惑の声も

7月1日からのレジ袋有料化を店内に掲示するパン屋「手焼きパン トリーゴ」=30日午前、大阪市北区(恵守乾撮影)
7月1日からのレジ袋有料化を店内に掲示するパン屋「手焼きパン トリーゴ」=30日午前、大阪市北区(恵守乾撮影)
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 全国のスーパーやコンビニなどの小売店で、7月1日からレジ袋の有料化が義務付けられる。年間300億枚とされるレジ袋の使用を抑制することで、深刻化するプラスチックごみによる海洋汚染などを防ぐことが狙いだ。各店は有料化に向けた周知を進めるが、客の理解が得られるのか、苦悩する店もある。

 「明日からは有料になりますので、気をつけてください」

 30日、大阪・天神橋筋商店街のパン屋「手焼きパン トリーゴ」の店主、床田(とこだ)茂さん(70)はレジ袋に入れたパンを渡しながら常連客にこう声を掛けた。

 7月からレジ袋を1枚3円で販売する同店では、6月初旬から店内の貼り紙や客への声掛けで有料化を周知。「最近はバッグ持参のお客さんも増えてきた」と手応えを口にする。

 店内には約90種類のパンが並び、出勤前に買い求める客が多い。パンはばら売りしているため袋を求める客も多かったが、「必要ないのに余分に袋をもらう人もいた。環境のことを考えると有料化は必要な対策だと思うし、環境問題への理解も進むのでは」と前向きにとらえる。

背景に海洋汚染

 有料化が義務付けられるのは、全小売店で配布されるレジ袋が対象。紙や布製のほか、海洋生分解性プラスチック100%や、植物由来のバイオマス素材の配合率が25%以上の袋は無料配布が認められる。

 背景にはプラスチックごみによる海洋汚染の深刻化がある。魚介類から小さなプラごみが見つかるなど生物に被害を与えており、大量のレジ袋の廃棄を抑制するのが狙いだ。

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