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「興味本位で吸った」若年層の大麻汚染、警察官にも…

 ■実害見えにくく

 だが、こうした認識は誤っている。大麻を吸えば思考能力の低下や記憶障害、幻覚・妄想を招くおそれがある。より強い刺激を求めて、ほかの違法薬物に手を出す契機となることから「ゲートウェイ・ドラッグ」とも呼ばれる。

 懲戒免職となった警察官らは、大麻使用が広がり始めた時期に学生生活を過ごしていたとはいえ、警察学校では規律や法律をたたき込まれる。パトロールでも薬物使用者を見つけるのは重要な任務だ。

 ある警察幹部は「大麻に対する感覚が想像以上に軽いのかもしれない」と困惑交じりに話す。大阪府警は「職責の自覚の欠如に尽きる」と若手警察官への職務倫理指導を強化するとともに、指導役の先輩警察官への研修も充実させて再発防止に取り組むとしている。

 福岡県警本部長などを務めた京都産業大の田村正博教授は「海外での合法化などで、大麻の危険性の認識が薄れている。警察官も社会の一員である以上、影響は避けられない」と指摘。その上で「警察官誰もが大麻の正しい知識を世の中に伝えることができるようにすべきだ。いかに危険な薬物なのか市民を説得できるほどの知識を身に付ければ、社会に有益で、自らへの抑止にもなる」としている。

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