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「勲章が2つに」 日本遺産「女人高野」で喜び

女人高野ゆかりの慈尊院の安念清邦住職=和歌山県九度山町
女人高野ゆかりの慈尊院の安念清邦住職=和歌山県九度山町
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 地域の有形・無形の文化財を組み合わせ観光振興につなげるため、文化庁が19日認定した「日本遺産」。和歌山県内では、いずれも大阪、奈良両府県も含め、高野山の女人禁制のストーリー「女性とともに今に息づく女人高野(にょにんこうや)~時を超え、時に合わせて見守り続ける癒しの聖地」(九度山町、高野町など)と、修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ)(役行者・えんのぎょうじゃ)のストーリー「『葛城修験』-里人とともに守り伝える修験道はじまりの地」(和歌山市、橋本市、紀の川市、岩出市、かつらぎ町など)が認定され、ゆかりの地では関係者から歓迎の声が上がった。和歌山県内の日本遺産は計7件となった。

 女人高野ゆかりの慈尊院(九度山町)は平成16年、世界遺産にも登録されており、今回の日本遺産認定で安念清邦住職(76)は「勲章が2つになった気持ち」と喜んだ。

 高野山(高野町)を弘仁7(816)年に開創した弘法大師・空海は、母の玉依御前(たまよりごぜん)が高野山を訪ねようとした際、7里(約28キロ)四方を女人禁制としていたため、山麓の慈尊院まで出迎えたとされる。

 空海が、月に9度は高野山から下りて母を訪ねたともされ、今も「九度山」の地名が残る。

 玉依御前は、慈尊院の本尊・弥勒菩薩を崇拝し、後には弥勒菩薩に化身したという言い伝えもあり、女人高野の由縁となった。

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