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商売敵との連携も 活気取り戻すため 商店街の秘策

 小溝(おみぞ)筋商店街振興組合が空き店舗の一角を利用し、平成27年9月に開設。20平方メートルほどのスペースに知育玩具や絵本を置き、親子が買い物途中に立ち寄って休憩することができる。有料の子供の一時預かりサービスは、商店街で3千円以上買い物をすると2時間分が無料になるのも魅力だ。

 一帯はマンション建設が盛んで、地域との接点を持たない子育て世代の新住民が増加。「この人たちにとって、商店街が買い物だけでなく交流の場にもなった」と、開設を主導した同組合役員の蓑畑久恵さん(48)が振り返る。

 ステーションには、商店街が活気を取り戻すための中心的な役割が期待されている。組合は「買い物客はもちろん、店舗従業員や地域住民にも利用してもらい、働きやすさや住みやすさの向上に貢献したい」とする。

天神橋筋商店街

 日本一長い商店街として有名な天神橋筋商店街(大阪市北区)ではコロナ感染拡拡大後、アーケードの近くに厄除けを祈願した大阪天満宮の巨大な絵馬や応援メッセージのタペストリーを掲げている。大阪府の商店街支援事業のスローガン「みんなで守ろう、おおさか」をうたうのぼりもたなびく。

 ようやく昼間の人出は戻ってきたが、売り上げは振るわない。飲食店が8割を占める天神橋三丁目商店街振興組合の副理事長で和菓子店「薫々堂」の店主、林喜久さんも「夕方になると客足がパタッと減る。会社帰りの人たちがゆっくり腰すえて飲もか、といった前のような雰囲気はまだない」と明かす。各店は安心して商店街を訪れてもらおうと、感染対策に余念がないという。

 約600店を抱える商店街は近年、代変りや新規店舗の参入も増えて、店舗間の足並みをそろえるのが難しくなっていた。林さんはにぎわいを取り戻そうと店主たちが必死になっている今こそ「商店街の一致団結の機会にしたい」と考えている。

京都三条会商店街

 京都市中京区の京都三条会商店街は約800メートルのアーケードに昔ながらの商店や町家を改装したカフェ、生鮮食品店など約190店が軒を連ね、普段は通勤や通学途中での利用も多い。新型コロナウイルス感染拡大で、百貨店の休業を受けてにぎわう店もある一方、営業を自粛する店もあるなど、影響に差が開いた。

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