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ボーガン殺傷 容疑者、弟との確執や複雑な家庭環境

 兄弟が通っていた市内の空手道場の男性師範(53)によると、小学生のころから兄弟げんかが絶えなかった。当初は容疑者の力が勝っていたものの、弟が中学に進んだあたりで立場が逆転。「弟が兄に仕返しをしていた」と明かす。

 弟は空手で頭角を現し、大会で入賞するほどの実力だった。周囲にはことあるごとに「兄貴だけは本当に嫌い」と話していた。

 弟は被害者で唯一、複数の矢(2本)を頭に撃たれていた。1本目で致命傷を与えられず、追い打ちをかけた可能性もあり、捜査関係者は「兄の恨みも相当大きかったのでは」とみる。

母親とは別居

 知人らによると、野津容疑者は中学でサッカー部に所属。高校では部活動をせず「自宅で引きこもりがちだった」(師範の男性)。5年前に神戸市内の大学へ進学したが、昨年5月に休学届を提出。学費滞納により、同9月末に除籍されていた。

 兄弟は母子家庭に育った。殺害された母親は、少なくとも直近は職に就いていなかった。経済的な困窮から学費が払えなかったのか、一家の生活状況は明らかになっていない。

 兄弟は何年も前から、母親とは別居していたとみられる。弟は時折、同じ空手道場に通う男性(43)に「お母さんが帰ってこない」とこぼした。

 県警によると、伯母は重傷を負ったが、命に別条はないという。県警は回復を待って事情を聴き、事件の背景を詳しく調べる。

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