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離れていても心ひとつに 部活動休止の文化部テレワークで演奏動画 

 全国の高校生バンドが目標の一つにする「全国高等学校軽音フェスティバル」で最優秀を受賞したこともある実力校。しかし、今月、予定されていたフェスは中止となった。代わりに映像審査のコンテストが秋に予定されるが、3年生は今月下旬の引退が決まっている。「大舞台での演奏はかなわなかった」と悔しさをにじませる副部長の畑歩穂さん(17)だが「テレワーク演奏を聴いてくれる人の笑顔がうれしい」と前を向いた。

オンライン稽古

 高校ダンス部の日本一を決める「日本高校ダンス部選手権」で昨年、初優勝した帝塚山学院高校(大阪市住吉区)のダンス部の部員たちは無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使い「オンライン稽古」を進める。2人一組でダンスを見せ合い、注意し合う。

 部活を休止した2月下旬、部員たちが自主的に取り組み始めた。キャプテンで3年の矢部綾穂さん(17)は「個々のレベルや体力を向上させて部活再開時にうまくつなげることを考えた」と話す。7月下旬に予定されている夏の日本高校ダンス部選手権の近畿地区予選の開催方法はまだ決まっていない。だが、山浦真由美教諭(35)は「活動休止していたと思わせないほどの、レベルの高いダンスを完成させたい」と自信をのぞかせる。

高校球児も応援

 甲子園の応援でも知られる吹奏楽の強豪校、大阪桐蔭高校(同府大東市)の吹奏楽部は4月11日からテレワーク演奏の動画を次々公開している。205人の部員が音程やテンポを合わせ、息の合った演奏を聴かせる。

 3月中旬から活動を自粛した。梅田隆司監督(68)はビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」などを使って演奏指導し、生徒たちが自宅や河川敷などで個別に撮影した映像を編集した。歌手の星野源さんがSNSに投稿した「うちで踊ろう」に合わせた動画はすでに87万回以上視聴された。また、甲子園の中止が決まった4日後には、40秒間の応援歌を投稿。「甲子園気分味わえる」「同じ吹奏楽部としてうれしい」などとコメントが寄せられた。部長でホルン担当の松本望未さん(18)は「コンクールや演奏会のためだけに音楽をやっているのではありません。新しい形で音楽を多くの人に届けたい」と話す。

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