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夏休み最短9日、最長19日 第2波備えた日程も

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が全面解除され、大阪府内でも小中学校などが再開された。各校では、クラス全員が終日そろって受ける通常の授業に向けて、分散登校や短縮授業で段階的に、児童、生徒たちが感染防止に配慮した新しい学校生活に適応できるよう努めているところ。通常授業に復帰した後は、約3カ月のブランクを取り戻さなければならず、その方策の一つが夏休みの短縮だ。府内各自治体がそれぞれに判断した公立小中学校の夏休み期間をまとめた。

 大阪府教育委員会は、公立小中学校の今年の夏休みを26日短縮し、8月8~23日の16日間とするモデルを各市町村教委に通達。最終的には市町村教委が、それぞれの地域事情を勘案して期間などを判断する。まだ調整中というところもあるが、多くの市町村がすでに決定している。

 各市町村教委への取材によると、すでに決まっている夏休みは、すべて8月中に取得される計画だが、期間の長さにはかなりの幅がある。最長は大東市(1~19日)と富田林市(8~26日)の19日間で、最短は東大阪市や貝塚市、柏原市(いずれも8~16日)などの9日間となる。

 どの教育委員会にとっても、授業時間を確保するためには休み期間を短くしたいが、短くし過ぎると児童、生徒の負担が大きくなるという葛藤の上での判断とみられる。短く設定したところでは、感染第2波、第3波が起きた場合に想定される再度の休校などにも対応できる余地を確保しておきたいとの考えもあったようだ。

 最も早く始まるのは1日からで、藤井寺市や茨木市(いずれも16日まで)、吹田市(17日まで)など。遅いスタートは8日からで、こちらは堺市(18日まで)や大阪市(24日までの方向で検討中)など休みの長さには差があるものの、全43市町村の半数以上が含まれる。

 夏場が中心の水泳授業については、まだ検討中のところも多いが、羽曳野市や富田林市、池田市などはすでに中止を決定。大阪市は、着替える際の密集状態を避けるために複数の更衣室を設定することやプールサイドで十分な間隔をあけることなどを条件に、「7月1日以降は小学5年生以上で実施可能」としている。松原市は、小学校で中止する一方、中学校では「密集を避ける工夫をした上で」実施するとしている。

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