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コロナ直撃「うどん県」を「うどん券」が救う

飛沫感染を防ぐため、ビニールのカーテンを設置した=5月21日、高松市
飛沫感染を防ぐため、ビニールのカーテンを設置した=5月21日、高松市
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 「うどん県」として知られる香川県。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年の大型連休は、その看板を下ろした。県は観光客が多く来店するうどん店に対して、大型連休中の休業を依頼。呼びかけに応じて多くの店が休業した。こうした苦難の時を経て、連休明けとともに営業を再開。緊急事態宣言も解除され、店では、アルコール消毒液や手袋を用意するなど感染防止対策を徹底し、客を迎えている。

知事が「大変残念」

 「香川県内のうどん店は大型連休は閉まっていると全国に発信せざるを得ない。大変残念なことだ」

 4月22日の記者会見で休業要請をすると発表した浜田恵造知事。県独自の対策として、「観光客が多く訪れるうどん店」に5月2~6日の休業を依頼。協力した店には10万円を支払うと表明した。

うどん店に大型連休中の休業を依頼する浜田恵造香川県知事=4月22日、高松市
うどん店に大型連休中の休業を依頼する浜田恵造香川県知事=4月22日、高松市
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 例年の大型連休は、観光客や帰省客がうどん店の前に列をなし、駐車場には県外ナンバーの車が並ぶ。浜田知事は、混雑する店内は「密集」状態となり、近距離で会話をしながら食べると「密接」になるとし「県外から来られると、もう一段、リスクが上がる」と危機感をあらわにした。

 一方で「県民食としてのうどんを制限するのは県民の迷惑になる」とし、地域密着型のうどん店には休業を求めない方針を示した。

 浜田知事は来店者数や売り上げといった休業依頼の対象となる目安は示さず「これまでの状況を踏まえ、それぞれの店で判断してほしい」と呼びかけた。結果的に、多くの店が期間中の休業を選んだ。

消毒、手袋、換気…

 営業自粛の後、大型連休明けとともに営業を再開した店では、感染拡大を防ぐため、さまざまな対策を講じている。

 セルフうどん店「本場讃岐うどんたも屋本店」(高松市)では、入り口に消毒液を設置。スタッフはマスクを着用し、調理場と客席をビニールのカーテンで仕切った。客は共用のトングで天ぷらを取るため、使い捨て手袋も用意し、利用を促している。

 テーブルにもアルコール消毒液を設置。客同士の距離を確保するため、いすの数を半分ほどに減らし、客同士が向かい合わせにならない配置にも変更した。また、窓やドアを開けて換気もしている。

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