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4月の国際線99%減 「6月からも不透明」関空

 関西エアポートは25日、4月の関西国際空港の利用状況(速報値)を発表した。国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年同月比97%減の7万2947人、このうち国際線の旅客数は同99・7%減の6689人で、いずれも3月に引き続き過去最低となった。国際線旅客数のうち外国人は4140人。

 3月には国際線で24万人(外国人9万人)の旅客数があった。空港を運営する関西エアポートによると、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた各国・地域での出入国制限により「本国帰還者を運ぶレベル」にまで落ち込んだ。

 また、国内線旅客数は同88%減の6万6258人で、3月の38万人から大幅に縮小。4月7日の緊急事態宣言を踏まえた出張や旅行の自粛により、運休・減便が進んだ。関西エアは「便数は最低限の旅客移動需要をまかなう程度に限定されている」としている。

 関西エアは大阪(伊丹)、神戸の2空港の利用状況も発表。国内線旅客数は伊丹で同88%減の15万3429人、神戸で同85%減の3万7885人だった。

 一方、5月に入り、国内で緊急事態宣言が順次解除されていることや、中国や欧米での経済活動の一部再開を受け、航空会社には運航再開を模索する動きが生まれている。国際線では、香港を拠点とするキャセイパシフィック航空が、6月21日から関空-香港便を1日1便(往復)で再開すると決定。フィンランド航空は7月から関空を含むアジア路線を「段階を踏んで徐々に再開する」と発表した。また、関空を拠点とする格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは、国内線22路線のうち13路線を運休しているが、6月19日から関空発着を含む国内全路線での運航を再開する。

 ただ感染第2波の懸念は消えず、全日本空輸、日本航空などは6月も5月と同水準の運休・減便を継続する。関西エアの広報担当者は「6月から徐々に旅客数が戻ると期待したいが、先行きは不透明」と慎重な見方を示す。

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