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パチンコ店、悪印象で苦悩 緊急事態下、一部で「営業強行」

入口の自動ドアを開放して営業するパチンコ店=20日午後、大阪北区
入口の自動ドアを開放して営業するパチンコ店=20日午後、大阪北区
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 新型コロナウイルスに対する特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象から大阪、京都、兵庫の3府県が解除されたことを受け、3府県は一部の事業者への休業要請をさらに緩和、パチンコ店も対象から外され、街では休業していた店舗が次々と再開している。しかし、パチンコ店をめぐっては、休業要請に応じないとして各地で店名が公表された経緯があり、業界への風当たりは強い。要請に応じて休業していた店にも、しわ寄せが及んでいる。

 大阪市北区のパチンコ店。4月9日から営業を自粛していたが、大阪府の休業要請の一部解除を受け、今月16日から営業を再開した。店内では、それぞれのパチンコ台に除菌用のおしぼりが置かれ、席に座ろうとした客はおしぼりを手に取り、立ったままパチンコ台や手を丁寧にふき取っていた。

 さらに、客にマスクの着用を義務化し、持ち合わせていない場合は、1枚のみ無料で提供。店員も客が入れ替わるタイミングでこまめに台のボタンやレバーを消毒している。

 それでも再開後の客の入りは少ない。「これまでなら週末は多くの客でにぎわっていた」という40代の男性店長は「営業再開日は土曜日だったが空席が目立った。客入りはいつもの半分ほどの状態が続いている」とうなだれる。

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 背景にあるのは、業界全体に吹き荒れる“逆風”だ。4月24日、大阪府が休業要請に応じない府内の大型パチンコ店6店舗を全国で初めて公表。その後も各地で同様の公表が相次いだ。さらに兵庫県と神奈川県は5月1日、民間施設の使用制限で最も強い措置である特措法45条3項に基づく休業指示を出すまでにいたり、営業を続けるパチンコ店やそこに集う利用者に強い批判が集まった。

 店長は「緊急事態宣言が解除されても堂々とパチンコ店に行ける雰囲気には当分ならないと思う。真面目に休業していた店が損をするのはおかしいという思いはあるが、今は消毒などを徹底してパチンコ店でクラスター(感染者集団)を出さないことに注力する」と話す。

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