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大阪・ミナミ 通常営業再開もにぎわいほど遠く

 大阪市中央区の居酒屋「天秤棒 千日前本店」も23日、通常の午前3時閉店に戻したが、マネジャーの柴田宏樹さん(36)は「様子を見ながら、途中で営業を切り上げることも考えている」と明かす。

 普段であれば満席になる午後7時ごろも、客の姿はまばら。「通常営業に戻れるのはありがたいが、団体客の予約は6月半ばまでなく、今月はまだ厳しい状況が続くだろう」と話した。

 グリコの看板で知られる道頓堀周辺。川沿いのベンチで、夕涼みをする家族連れの姿も見られ、「日常」が戻りつつある。

 一方で、道頓堀川から南へ延びる戎橋筋商店街などではシャッターが閉まったままの店も。同商店街振興組合の菊地正吾理事長(44)は「宣言の解除は一つの節目。街に活気が戻れば」としつつ「活気を押し上げた訪日客は当分見込めない」。自身が営む老舗婦人服店でも、感染拡大前は訪日客の売り上げが4割を占めていた。「こんなときだからこそ、訪日客以外にも満足してもらえる新たな商店街を目指したい」と語った。

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