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「紀州のドン・ファン」死亡から2年 真相なお不明

 野崎さんの謎の死は、テレビのワイドショーが連日、大々的に伝え、自宅周辺は報道陣でごった返した。だが、2年が経過した現在、行き交う人は少なく、ひっそりとしている。

 「一時、(この辺りは)マスコミがすごかった。ヘリコプターが何台も飛んでいたことがあったが、最近はたまに来るぐらいで、静か。そのほうがありがたい」

 死亡2年を間近に控えた今年5月下旬、野崎さんの自宅そばに住む男性(69)は淡々と振り返った。

■額確定にはなお時間

 野崎さんは全財産を市に寄付する内容の遺言を残していた。市は平成30年9月、和歌山家裁田辺支部から遺言書の存在を伝えられ、昨年10月に支部に相続が承認された。遺産は少なくとも約13億円で、遺言書の日付は死亡する5年前の平成25年2月8日だった。

 ただ、多額の遺産は寄付を受ける受領手続きだけで2億円近い予算が必要になり、遺産額の確定までなお時間がかかる。

 市は2回にわたり、弁護士委託料などの手続き費用を予算案に組み込み、昨年9月と今年3月の市議会で可決された。内訳は弁護士委託料のほか、弁護士相談料、不動産の鑑定手数料など多岐にわたり、手続きだけで費用は計約1億8238万円に及んだ。

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