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緊急事態宣言解除、京阪神は「うれしい」「リスク高まる」交錯

緊急事態宣言解除のニュースを伝える戎橋近くの大型ビジョン=21日午後、大阪市中央区(安元雄太撮影)
緊急事態宣言解除のニュースを伝える戎橋近くの大型ビジョン=21日午後、大阪市中央区(安元雄太撮影)

 1カ月以上にわたり、街からにぎわいが消えていた大阪、京都、神戸の3都市。21日に決まった緊急事態宣言の解除で日常は戻るのか。

 午後7時、大阪・道頓堀。戎橋(えびすばし)近くの大型ビジョンに安倍晋三首相が宣言の解除を表明したことを伝えるニュースが映し出され、通行人が足を止めて見入った。

 周囲には飲食店が多く、大阪府の休業要請がすでに緩和されたこともあり、人出は増えつつある。堺市の女性(60)は「解除はうれしいけど、またクラスターが起きないかと不安もある」。マスクをせずに連れだって歩く若者の姿もみられた。

 京都の観光名所・二年坂(京都市)では土産物店や飲食店の多くがシャッターを閉めたまま。清水寺に続く石畳を歩く人はまばらで、例年とは全く違った時間が流れる。竹細工店では店主の大崎健次さん(71)が家族とともに商品や陳列棚の掃除を始めていた。今週末の営業再開を決め、「店が開けられるのが何よりうれしい。少しでも売り上げが戻ってくれれば」と期待を口にした。

 仕事を終えた人々が先を急ぐ神戸・三宮では、期待と不安の声が交錯した。兵庫県宝塚市の男性会社員(54)は宣言後、在宅勤務中心の毎日を送った。「外に出て営業ができず、仕事に物足りなさを感じていた。解除は素直にうれしい」と声を弾ませた。

 一方、保育園で給食の調理をしている神戸市灘区の女性(20)は「園児の数が通常に戻れば感染のリスクが高まる」と不安を吐露した。

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