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神戸のパンダ 中国への返還決まる

中国への返還が決まったパンダのタンタン=平成21年3月、神戸市立王子動物園(彦野公太朗撮影)
中国への返還が決まったパンダのタンタン=平成21年3月、神戸市立王子動物園(彦野公太朗撮影)

 神戸市は19日、市立王子動物園(同市灘区)で飼育している24歳の雌のジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」について、貸与契約が7月に満了するため、中国に返還すると発表した。

 タンタンは繁殖目的とともに、平成7年の阪神大震災で被災した子供たちを元気づけようと、12年に雄の「コウコウ(興興)」とともに10年契約で借り受けた。

 繁殖では、雄の入れ替えを経て2度の人工授精に成功したが、いずれも死産などに終わった。また、22年に人工授精のための麻酔中に雄が急死。それから同園のパンダはタンタン1頭だけになっていた。

 市は、タンタンの契約延長を前提に新たな雄の貸与を要望していたが、中国側から今年3月、高齢のタンタンについては医療環境が充実した中国で飼育したいとの回答があったという。

 同園の上山裕之園長は「最後まで飼育していたいという気持ちもあったが、タンタンの体への負担を考えた。名残惜しいが、感謝の意を表したい」と話した。

 タンタンの返還後、国内でパンダが飼育される施設は上野動物園(東京都台東区)とアドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)のみとなる。

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