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「客足戻るのは…」休業要請一部解除、初日は静かなスタート

営業を再開した「串かつだるま道頓堀店」。感染防止策としてカウンターに仕切りを設け、客が共用で使う「2度漬け禁止」のソース容器も撤去した=16日午後、大阪市中央区(柿平博文撮影)
営業を再開した「串かつだるま道頓堀店」。感染防止策としてカウンターに仕切りを設け、客が共用で使う「2度漬け禁止」のソース容器も撤去した=16日午後、大阪市中央区(柿平博文撮影)
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 大阪、京都、兵庫の2府1県では16日、新型コロナウイルスの感染リスクが低い施設を対象に、特別措置法に基づく休業要請が解除され、飲食店の営業時間も延長された。街は日常を取り戻すために動き始めたが、政府の緊急事態宣言は解除されておらず、感染防止策の徹底や外出自粛の意識の継続など、環境は以前と大きく変化している。新たな社会のありようを模索する中の解除初日は、静かなスタートとなった。

大阪

 「やったるで営業再開」

 前日から降り続く雨でぬれる大阪・ミナミ。串カツ店「串かつだるま道頓堀店」(大阪市中央区)の前には、こんな決意が記された赤色の看板が張り出されていた。

 約40日ぶりに営業を再開させた同店には、正午の開店と同時に客が集まり、久しぶりの串カツなどを堪能した。

 ただ、休業前とは大きく変わったところもある。来店客が共用で使うソース容器は、大阪独特の「2度漬け禁止ルール」で知られているが、再開に伴い容器は撤去。小分けのボトルに入れたソースを提供する。要望があれば従来の容器も有料で出すが、客ごとに取り換え、使用後は廃棄する。

 カウンター席には仕切り板を設置し、2階の座敷は使用中止。調理器具も必ず消毒して使用する。「世間の自粛ムードは続いており、観光客らが戻ってくるのは当分先になるだろう」。同店の中嶋隆晴店長(36)はこう予想する。

 実際、この日の道頓堀周辺の人通りは以前と比較するまでもなく減少していた。府が飲食店の閉店時間を午後8時から10時まで延長したことを受け1カ月半ぶりに営業を再開した「道頓堀青果酒店」の店主、鈴木隆司さん(51)は「客足が戻るのか不安。営業再開は一歩前進だがミナミは家賃も高いし、どこまで持つか」とこぼした。

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