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発達障害の子供が抱える苦痛 母親もストレス

 また、遊びのレパートリーが少ない子供も多く、走ったり遊具で遊んだりと体を動かすことでストレスを発散していた場合、校庭で遊べず、公園も混雑している現状はつらい。酒井さんは「バランスボールや家庭用のトランポリンなど、体を使う別の活動に置き換えてみて」とアドバイスする。

 ■保護者もストレス

 子供にストレスがかかると、質問の繰り返しや物事へのこだわり、かんしゃくなどの症状が強く表れるため、保護者のストレスも増大する。発達障害の支援事業を展開する「LITALICO(リタリコ)」(東京)がインターネットで行ったアンケートでは、休校が始まったばかりの3月上旬の時点で、子供と一日中過ごすことにストレスを感じるとの回答が4割を超えた。「子供が気持ちのバランスを崩し、困りごとが急増」「毎日トラブルの連続」といった声もあった。

 親の会「はぐくみ」(高槻市)で母親の相談を受けている古川直子さんは「外出自粛のため、ランチ会や先輩ママへの相談など母親のストレス発散の手段がなくなっている」と懸念。実際、「ハートランドしぎさん子どもと大人の発達センター」(奈良県三郷町)では、子供の通院につきそう母親が精神的に疲弊していることが多いという。

 学校が再開されていれば子供と離れて過ごす時間を持てるが、常に一緒でトラブルが続くと、ゆとりをなくし叱ることが多くなってしまう。「大事なのは、子供も親もお互いに1人になる時間をつくり、時間割にも組み込んでおくことだ」と同センター長の岩坂英巳氏は話す。

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