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【リレーコラム】飛び込み寺内健 1年でいろんな色塗れる

「五輪までの1年でいろんな色が塗れる」と話す寺内健(ミキハウス提供)
「五輪までの1年でいろんな色が塗れる」と話す寺内健(ミキハウス提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、練習拠点のJSS宝塚のプールが閉鎖されて約2カ月、自宅でトレーニングを続けています。体幹を鍛えたり、股関節を動かしたりする内容が主で、強化というよりは体の状態をキープすることに努めています。

 東京五輪の1年延期は当然だと感じています。まずは人命優先ですし、平和であってこその五輪。世界が新型コロナウイルスを乗り越えた暁に、東京五輪が開催できると信じています。僕自身、男子シンクロ板飛び込みと3メートル板飛び込みで五輪代表に内定しましたが、国際水泳連盟の方針が決まらないと、内定が維持されるかどうかわかりません。五輪の延期が決まったときは内定はどうなるんだろうと正直思いました。でも今は、仮に内定が白紙になっても受けて立つ覚悟でもう一度戦おうという思いでいます。不安を抱え続けても、ストレスがたまってしまいますから。

 五輪が1年延期になり、周囲からは40歳になって五輪を目指すなんて大変だろうといわれることがあります。ただ、1年延期になったことで五輪を諦めていては、39歳となった今、飛び込みを続けてはいなかったでしょう。2008年北京五輪の翌年に一度引退しましたが、五輪の表彰台を目指す決意で現役に復帰しました。東京五輪が延期になったことで、一から再スタートでき、真っ白な自分にいろんな色を塗れるチャンスだとプラスにとらえています。昨年よりもさらなる強さを身にまとえると思っています。

 新型コロナの影響で、インターハイ(全国高校総合体育大会)や全国中学校体育大会が中止になり、悔しい思いをしている中高生がたくさんいると思います。けれど、これまで培ってきた努力は今後の人生に絶対に生かされます。僕も現役をいったん退いてサラリーマンを経験し、今年8月に40歳を迎える中、飛び込みにチャレンジしています。新しく何かを始めるのに年齢は関係ありません。次の新しい目標に向かって頑張ってほしいです。

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 ミキハウススポーツクラブの選手が自身の活動を通して競技の魅力などを発信します。

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