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航空機でも使用の除菌消臭剤が新型コロナに有効 大阪大研究グループ確認

MA-Tシステムを使った除菌消臭剤(エースネット提供)
MA-Tシステムを使った除菌消臭剤(エースネット提供)

 除菌消臭剤として航空機などで使用され、市販もされている「要時生成型二酸化塩素水溶液」が、新型コロナウイルスを死滅させる効果があることを、大阪大の研究グループが確認した。研究グループは近く研究データを発表し、詳細な効果を今後の実験でさらに検証するとしている。

 同水溶液は同大と研究開発会社の「エースネット」(東京)が共同で研究してきたもので、平成26年に同社によって除菌消臭剤として商品化された。ウイルスや菌に反応して二酸化塩素を発生させ、この二酸化塩素がウイルスなどを死滅させる「MA-T」と呼ばれる仕組みを持っており、これまでにSARSウイルスやMERSウイルスに対する有効性が同大の実験で実証されている。

 今回は同大微生物病研究所が、同水溶液を新型コロナに使用。その結果、「MA-T」により新型コロナが98%死滅したことを確認したという。

 同大は「ウイルスなどに反応したときのみ最小限の二酸化塩素を生成するため、刺激や塩素臭などがなく、安全性が高いのが特徴。反応すべき菌やウイルスが存在しないときは無刺激、無毒で口にしても問題ない」と説明。阪大病院に勤務する医療従事者の子供を受け入れる学内保育園では4月から二次感染を防ぐために同水溶液を使用しているという。

 同大薬学研究科の井上豪教授は「最新の技術で二次感染を防ぎ、子供たちを守りたい」と話している。

 同水溶液を使用した除菌消臭剤は、百貨店やインテリアショップ、インターネットなどで販売しているが、現在は品薄状態になっている。

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