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「コロナは目の前に」感染の男性が危機感訴え 動画投稿し啓発も

 コロナ感染を疑った。医師からは「ここじゃ調べられない」「せめて渡航歴がないと」と説明を受けた。しかし帰宅後、感染者の嗅覚や味覚に異常が起きるとのニュースを見た。「まさか」と思いながら、家にあった納豆を嗅いだ。何もにおいがしない。電話で保健所とやり取りし、3日にPCR検査を受けた。2日後、陽性反応が出た。

 感染経路に心当たりはない。驚きと不安、経営する音楽事務所への影響。さまざまな思いが交錯した。

社員も陽性、罪悪感

 入院が決まると、防護服姿の保健所職員が自宅を訪れ、病院まで車で送られた。車内には別の感染者の姿もあったという。

 案内されたのは病院の個室。朝と夜に毎日検温を行うが、病室から一歩も出ることはない。

 影響は身の回りで広がった。音楽事務所が関係するイベントは軒並み中止に。この頃、仕事で接点があった社員の一人も感染が判明した。「申し訳ない」。罪悪感にさいなまれた。

 入院から約1週間が経過。症状が軽くなると、今後は都が用意したホテルへと移った。病院と異なり、外部からの差し入れを受け取ることができなくなった。感染対策として部屋のシーツなどの交換もなかった。「いつまでここで過ごすのか」。隔離生活はストレスの連続だった。

 弁当を受け取る際に見かけた他の感染者は日に日に増えていく。感染拡大の現状を間近で感じた。

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