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オンライン授業は無理…悩む学校、教育格差に不安の声 

校庭に誰もいない小学校。休校中の学習指導方法は、学校によってさまざまだ=30日午前、大阪府堺市(鳥越瑞絵撮影)
校庭に誰もいない小学校。休校中の学習指導方法は、学校によってさまざまだ=30日午前、大阪府堺市(鳥越瑞絵撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休校措置について、5月6日としていた期限の延長を決める自治体が相次いでいる。休校中も学習指導は行われているが、同時双方向型のオンライン指導を行うことができる学校はわずかで、多くはプリントやドリルなど紙ベースだ。保護者や教育関係者からは「地域や学校によって学力に差がついてしまう」と不安の声が上がり始めている。(藤井沙織、加納裕子)

教科書もなく

 兵庫県内で中学2年の長男(13)、小学5年の長女(10)、小学2年の次男(7)を育てるパートの母親(42)は、子供たちを通わせる公立の小中学校でオンライン指導が行われないことに、不安を募らせている。

 28日には、5月6日までの予定だった休校期間が5月末まで延長された。特に中学生の長男は、今月21日までは教科書も配られていなかった。「朝から毎日オンライン授業をしている私立中学もあるのに、差がありすぎる」。学力の格差解消のために検討されている「9月入学」も「ありだと思うけれど、運動会などの行事の開催時期がどうなるのか気になる」といい、小学生の長女らも含めて「将来、学力の低い“コロナ世代”などとやゆされるのでは」とも心配している。

 大阪府柏原市のある市立小学校は、緊急事態宣言で新年度の教科書を配る予定だった登校日がなくなり、24日までにようやく全家庭に教科書を配り終えたばかり。同校の校長は「新しい教科書を使ってどんな学習をさせるかを今、学年ごとに検討しているところだ」と話す。

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