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WBFホテル&リゾーツが破綻 新型コロナで需要激減、関西拠点のホテル企業

大阪地裁に民事再生法の適用を申請した、WBFホテル&リゾーツ系列の「ホテルWBFなんば黒門」=大阪市中央区
大阪地裁に民事再生法の適用を申請した、WBFホテル&リゾーツ系列の「ホテルWBFなんば黒門」=大阪市中央区

 関西を中心にホテル運営・開発事業を営むWBFホテル&リゾーツ(大阪市北区)が27日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請し、監督命令を受けた。関係者への取材で分かった。負債額は約160億円。新型コロナウイルスの影響で、売り上げの大半を占めていた中国人観光客らの宿泊需要が消失したことが影響した。

 民事再生手続きによる事業のスリム化やスポンサーの支援を得て、経営再建を図る方針。

 民間信用調査会社の東京商工リサーチによると、新型コロナ関連では最大規模の経営破綻。同社の24日までの集計では、新型コロナ関連の経営破綻は93件。事態収束は見通せず、影響がより多くの業種へ拡大する懸念が強まっている。

 WBFホテル&リゾーツは、「ホテルWBFなんば黒門」(同市中央区)など国内で27施設を運営。インバウンド(訪日外国人客)の増加を背景に、近年は大阪や北海道で新規開業を積極的に行い、平成31年3月期には約47億円の売上高を計上した。

 しかし、日韓関係の悪化による訪日韓国人の減少や関西の宿泊施設の飽和による平均客室単価の下落などで昨年から業績が低下。加えて今年1月以降の新型コロナの世界的な感染拡大を受け、中国人客らの宿泊キャンセルが相次いでいた。業績回復の見通しが立たない中、緊急事態宣言の発令で日本人客の新規予約も落ち込み、資金繰りが悪化した。

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