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ジョギングも「2メートル」「マスク」で周囲への配慮必要

運動不足の解消に効果的なジョギング。だが新型コロナ感染を防ぐには相応の配慮が必要となる=大阪市都島区(恵守乾撮影)
運動不足の解消に効果的なジョギング。だが新型コロナ感染を防ぐには相応の配慮が必要となる=大阪市都島区(恵守乾撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大で不要不急の外出自粛が求められる中、運動不足やストレス解消のためにジョギングに取り組む人が少なくない。一方で政府の専門家会議は22日、感染防止のためにジョギングは少人数で行うよう求めた。感染のリスクを避け、安全にジョギングを楽しむにはどうすればいいのか。専門家に聞いた。(岡野祐己、宇山友明)

走るときは横並びで

 感染を避けるために重要とされる密閉、密集、密接の「3密」。ジョギングが好まれるのも、屋外での運動であれば「密閉」に当たらないことも大きな理由だとみられる。

 では「密集」はどうか。日常生活で飛沫感染を防ぐためには人との間に約2メートルの距離をとることが推奨されているが、国立病院機構仙台医療センターの西村秀一ウイルスセンター長(64)は「人から出た飛沫は水分の重さで約1~2メートル先で落下するからだ」とその理由を説明する。

 ただジョギングの場合、飛沫は気流に乗って10メートル後方を走る人にも届く可能性があると、オランダとベルギーの大学の共同研究で指摘された。だが西村氏は「風で吹き流されるうちに飛沫の密度は下がる。仮にランナーが前後に並んで走っていても、2メートル離れていれば感染確率は低い」と懐疑的だ。

 一方で「横並びで走った方が感染リスクは下がるのは事実。神経質になりすぎず、ウイルスを正しく恐れることが大切だ」と指摘した。

信号待ちに注意

 ただ、ジョギング中であっても「密接」の条件を満たしてしまう可能性はある。西村氏も「信号待ちの際などに、固まって談笑するのは避けるべきだ」と強調する。

 「人が少ない場所を選んで走るか、しっかり距離をとるのが大事」と指摘するのは、1991年に陸上世界選手権の男子マラソンで優勝した谷口浩美さん(60)。

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