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小学生の自宅地図など27人分紛失 教委報告は7カ月後 大阪・阪南市

 大阪府の阪南市教育委員会は24日、市立小学校で児童27人の通学路、健康状態、緊急連絡先などの個人情報が記載されたファイルを紛失したと発表した。紛失が判明したのは昨年9月だが、学校は今月に入って市教委に報告した。ファイルはまだ見つかっていないという。市教委は個人情報の保管管理を徹底するという。

 同市教委によると、紛失したのは、昨年度の5年生の1クラス27人分の児童や保護者の個人情報を記載した書類と、児童の自宅を示した通学路地図が入ったファイル。20代の女性担任教諭が、職員室にある自分の机の無施錠の引き出しで保管していた。昨年5月に使用した後は引き出しに戻したが、6月から病気休暇を取得したため、復帰後の9月上旬に確認したところ、紛失に気づいたという。校長らに報告し、校内を捜索したところ見つからなかったが、担任は結果を報告せず、校長らも確認していなかった。今年3月、校長は定年退職し、担任も他府県の教員となるため退職したという。

 今月に入って、新学年の担任が引き継ぎ作業を行った際にファイルがないことに気づき、新校長は10日、市教委に紛失を報告した。学校側はすでに保護者に謝罪しているという。

 市教委は「担任が休暇で不在の間、複数の教員や管理職が学級にかかわったが、個人情報管理の意識が低く、なくなっても『だれかが持っているだろう』という認識で十分な対応を行わなかった」としている。

 今後は「個人情報保管管理マニュアル」を改訂、再点検し、個人情報が記載された書類は鍵のかかるロッカーでの管理を徹底するという。外部からの侵入など盗難の形跡はないため、市教委は警察には通報していないという。

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