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不足する高性能マスクや防護服 設備投資や新規参入に奔走

 ただ、投資余力が小さい国内企業は設備投資による増産が難しい。大阪市内の販売会社では、製造を委託する中国メーカーに他社からの注文が殺到したことから原材料や人件費が高騰しているという。

 担当者は「生産量を増やしたいが、感染が終息したりワクチンが開発されたりすれば投資した設備や在庫が負担になる恐れがあり、増産に踏み切れない企業も多いのでは」と明かす。

100業者が新規参入

 医療従事者が患者の診察や介助などの際に使う医療用ガウンも不足。これまで大半を海外製に頼ってきたが、生産地の東南アジアなどでも感染が拡大し、輸入が停滞している。

 大阪府が代用品として雨がっぱの寄付を市民に呼び掛けるなど各地でガウンの不足が深刻化するなか、メーカーや業界団体が政府の生産要請に名乗りを上げている。

 帝人は新たに福岡県大牟田市の工場などから6月までに約900万枚、7月以降に1千万枚の供給を計画。中小の縫製業者で組織する「日本アパレルソーイング工業組合連合会」(東京)も、約100業者が新規参入に挑む。

 同連合会は「原材料不足など課題はあるが、縫製業者の生産能力を結集し、質の高い製品を安定的に供給したい」としている。

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