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コロナ禍と出産ダブル不安へ訪問ケア 松原市、マスク配布も

 新型コロナウイルスの感染拡大により不安や悩みがつのっているとみられる妊娠中の女性たちを対象に、大阪府松原市は、保健師による訪問ケアを始めた。妊婦の自宅を訪ね、感染防止などについての相談に乗るとともにマスクを渡す取り組み。出産を控えてただでさえ不安を感じる時期に、感染拡大のストレスにさらされている妊婦たちに、少しでも「心のケア」を届けることを目指している。

妊婦宅を訪問し、マスクを渡して相談にのる松原市の保健師(松原市提供)
妊婦宅を訪問し、マスクを渡して相談にのる松原市の保健師(松原市提供)

 担当するのは市の保健師8人で、母子健康手帳を交付されている市内の妊婦は約400人。出産予定が近い妊婦宅から順次訪問し、今月中に全員のケアを終えることにしている。訪問時には、それぞれマスク10枚を配布する。

 妊婦宅での相談は、インターホンを介して行うか、招き入れられた場合でも十分に距離をとって会話するよう配慮している。これから妊娠を届け出る女性に対しては、母子健康手帳の交付と合わせてマスクを配布する。

 外出自粛が要請されていることもあり、妊娠中の健康不安や出産に向けた準備などの相談のために気軽に病院に出かけることができないと感じている妊婦は多く、必要な検診さえも二の足を踏むことがあるという。そういった妊婦たちからウイルス感染のリスク、胎児への影響、検診に行く場合の注意事項などの問い合わせが寄せられていることから、市が今回の訪問ケアを企画。ほかにも、相談窓口の案内などをしている。

 市の担当者は「感染がいつ収束するか不明な状況にあり、外出しづらいため相談ができないという人も多い。出産への不安も重なる中、妊婦さんの安心につなげたい」と話している。訪問を受けた妊婦からは「こうした時期に丁寧に話を聞いてもらえるのはありがたい」と好評だという。

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