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【脳を知る】「腰が悪い」原因はさまざま

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 皆さんいかがお過ごしでしょうか。コロナウイルスの勢いはまだまだ衰えていません。不要不急の外出を避け、個々にできる防護策を取ってください。

 今回取り上げるテーマは腰痛です。脳疾患で腰痛を起こすことはありませんが、脳出血や脳梗塞などで手足の麻痺(まひ)が残ると、健常な方の手足に負荷が蓄積するので、腰・肩・膝に痛みを訴える方は非常に多く、無縁ではありません。

 そんな中で腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニアを合併したり、潜在的に持っておられた脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)症の症状が出てくることもあります。「腰が悪い」という表現をすると「腰痛」があると考える方がほとんどだと思います。

 「腰椎椎間板ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症」といった代表的な腰椎疾患では、下肢の痛みやしびれが出ます。それこそが症状の本体であり、腰痛は必ず伴うとは限りません。逆に言えば、下肢の症状がなく腰痛だけであれば別の疾患を疑うきっかけにもなります。

 腰椎疾患で言えば「腰椎圧迫骨折」や「腰椎すべり症」などの可能性がありますが、痛みの出方に特徴があるので診断はつきやすいです。「腰椎圧迫骨折」は通常、転倒直後に起こりますし、「腰椎すべり症」の場合は動き始めに痛むことが多いので他の腰痛とは少し違います。

 腰椎に限らず内臓疾患の可能性もあり、腰椎に異常がないと判断された場合には内科で精密検査を行うこともあります。実際おかしいと感じ精密検査した結果、腎盂(じんう)腎炎や子宮がんだった例もありました。

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