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平成関西サブカル史(12)突然の転勤…ネット番組はどうする?(平成26年5月)

 愛称の「ふじすて」を変えるつもりはなかったので、いろいろと知恵をめぐらせ、「富士山の山頂まで登るようなシンデレラストーリーができたら、素敵(すてき)だと思うからまだあきらめない!!」と設定し、略して「ふじすて××」とすることにした。

 ゲストをどうするかという課題もあった。

 これまでは、番組に出演していただいたゲストについて紙面に掲載していたが、個人配信ではそれもなくなる。しばらくはゲストを呼ばないことを選択した。平成23年4月1日から数えて配信162回目、個人配信がスタート。こうした状況でも出演してくれたレギュラーメンバー、ゲスト出演していただいた芸能事務所関係者には感謝してもしきれない。

戦国時代の幕開け

 一方、26年の関西アイドル界は非常に大きな転換期を迎えていた。

 関西ライブアイドル界の四天王と呼ばれていた「Mary Angel」「SKETCH」「Csli(シスリィ)」の3組が相次いで解散を発表。なかでもMary Angelは、24年にリリースしたシングル「Like an Angel」がオリコンの週間インディーズ部門で1位を獲得し、大阪府のPR大使も務めるなど、名実ともに関西トップのグループとして関西アイドル界を牽引(けんいん)していた。

 結成から約8年でメンバー全員が卒業という形で解散することは、アイドルグループを長く続けることの難しさを物語っていた。

 関西の有力グループが次々と消えていったことで、次はどのグループが関西を引っ張っていくかに注目が移った。さらに26年末、大阪・ミナミを拠点にする「minAmin」、大阪の通天閣を拠点にする「まいどリームス」が相次いで誕生。関西でアイドル戦国時代が本格的に幕開けしたことを予感させた。(格清政典)

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