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五輪延期で、関西のワールドマスターズゲームズも延期か

 東京五輪・パラリンピックの来年への延期を受け、関西を中心に来年5月に予定されている生涯スポーツの世界大会「ワールドマスターズゲームズ(WMG)2021関西」も延期される可能性が浮上している。五輪と開催時期が重なることによる競技運営やボランティア確保などの課題が予想されるためだ。五輪の盛り上がりを翌年のWMGに生かそうという当初の目算も外れることになり、軌道修正を迫られている。

 WMGの組織委員会は25日、「通常通り開催するものとして準備を進めている」としつつ「国際マスターズゲームズ協会、競技団体などと十分な協議、検討を行う」とし、開催時期の見直しも含めた検討を始めたことを明らかにした。

 運営スタッフやボランティア、会場の確保などの課題があり、競技団体などへの聞き取りをしながら方針を決めるという。

 WMGの開催時期をめぐっては、関西経済などにも影響がありそうだ。

 WMGは、組織委を構成する関西の経済団体や自治体を中心に準備が進められてきた。関西財界はラグビーW杯が開催された2019年から21年のWMGまでの3年間を「ゴールデンスポーツイヤーズ」と位置づけ、スポーツイベントを通じた地域活性化を打ち出す。

 「五輪の盛り上がりを生かし、スポーツに関心を持つ人をWMGに引き込む」(財界幹部)。WMGは競技参加者が観光も楽しむことが一般的で、その経済効果を見込む。ただ、開催時期が変更になると、その戦略が狂う可能性がある。

 組織委は1月から参加者募集を始めたが、新型コロナウイルスの感染拡大で「海外からの申し込みが低迷し、ゼロの日もある」(関係者)といい、影響が出始めている。関西の自治体関係者は25日「仮に予定変更になった場合、どの組織が会場を押さえるのかも分からない。変更するなら早く決まってほしい」と話した。

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