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4月1日施行の民法改正、「桃太郎」で解説 法務省の漫画が話題

法務省がホームページに掲載している民法改正の解説漫画。桃太郎が賃貸住宅を犬たちに貸し、その後トラブルに発展する(法務省提供)
法務省がホームページに掲載している民法改正の解説漫画。桃太郎が賃貸住宅を犬たちに貸し、その後トラブルに発展する(法務省提供)
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 4月1日に施行される民法の改正を分かりやすく解説しようと、法務省がホームページに掲載している漫画が面白いと評判だ。漫画の題材は昔話の「桃太郎」。物語は、鬼退治を終えた桃太郎が鬼から宝を奪ったことで損害賠償訴訟を起こされる場面から始まる。敗訴で一文無しになり、きび団子を売るなどして再起を図ろうとする桃太郎が、お金をめぐるトラブルに巻き込まれるたびに改正後の規定で解決するという展開が人気の理由のようだ。(藤井沙織)

 「鬼退治に行ったときに鬼の宝を奪ってきてしまいました」「鬼に賠償しないといけませんよ!」

 突如現れた法務省の腕章をした女性に他人の権利を侵害する不法行為だと指摘され、裁判で原告の鬼に1千万円の支払いを命じられる桃太郎。昔話の後日譚(ごじつたん)としてはあまりに物悲しいが、実際に、改正前の民法にも抵触するケースだという。

 改正後の民法が威力を発揮するのはここからだ。桃太郎はきび団子を売って窮地を乗り切るが、売り上げで賃貸住宅を建て、鬼退治仲間の犬、猿、キジに貸すと、部屋を傷だらけにされて弁償範囲をめぐるトラブルに。すると法務省の女性が現れ、「家具の足の跡など、普通に使っていても汚れる分」は弁償しなくていいという民法の新規定を説明し、一件落着する。

 その後も、鬼退治の旅費として貸したお金を犬たちに踏み倒されそうになったり、保証人となった会社が倒産し、高額な支払いを求められたりと散々だが、そのたびに法務省の女性が現れ、改正後の民法で解決。ストーリー展開だけでなく、犬たちが鬼退治をきっかけに、体験談の出版や動画配信、アプリ制作でお金を稼ぐという現代的な設定もユニークだ。

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