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【脳を知る】冬に多い脳卒中「隠れ脱水」に要注意

 また、夜間トイレに行きたくない、冬は水分をとらなくても大丈夫と、水分摂取を控える人もいますが、これも「隠れ脱水」を進行させ、脳梗塞の危険を高めます。運動時や入浴時のみならず、夏の暑い季節と同じくらい日常生活でも脱水に気を付けて、適度な水分補給をすることが重要です。

 飲酒は水分補給となるのでしょうか。実は飲酒も脱水を促します。アルコールには利尿作用があるため、飲酒は最終的には脱水傾向に働きます。そうすると血液の粘性が高くなり、血管が詰まりやすくなって脳梗塞を発症させる危険性が上がるのです。

 このように、冬に脳卒中を発病する原因は、「寒暖の差に伴う急激な血圧の上昇」と「隠れ脱水」です。自宅での寒暖の差を少なくするには、入浴の際に脱衣所にストーブを置くなどして、浴室との温度差を少なくするなどの工夫で予防することができます。自分の生活環境をしっかり把握さえしておけば、このような対処はできます。冬の脳卒中予防にしっかり努めてください。(和歌山・公立那賀病院副院長 脳神経外科 藤田浩二)

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