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和歌山の新型コロナ“封じ込め”対策 ポイントは「早期」と「徹底」

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 関係者の検査にも課題があった。この時点での県内の検査能力は、和歌山市の検査機関の協力を得ても1日あたり40人程度。限られた検査能力を有効に使うべく、感染している可能性や、感染を広げる可能性の高い医師や看護師、入院患者などから優先的に検査することを決める一方、検査範囲を警備員や出入り業者にも広げた。検査が追いつかない150人分は、大阪府にも協力を要請した。

 「検査対象の関係者を洗い出し、優先順位をつけ、検査する流れを早めに決めていったことが『封じ込め』につながったのではないか」。県の担当者は、こう考えている。

広がる聞き取りの網

 さらに、「この時点で、検査対象を有田病院の関係者だけにとどめなかったこともポイントだった」(県担当者)とも。

 感染者と同居する家族や濃厚接触者は、症状がなくても検査。こうした人々の普段の立ち回り先にも県職員を派遣し、従業員に体調の変化がないかなどを詳しく聞き取った。調査の過程で実際に感染者が立ち寄ったことが判明した地元のパチンコ店は一時、自主的に営業を停止した。

 さらに、調査の範囲は、新型コロナウイルスの“震源地”とされた中国からの団体観光客が立ち寄りそうな宿泊施設や飲食店、コンビニエンスストアなどにも拡大していった。

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