京都・祇園甲部の「都をどり」も中止 新型コロナで
新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、京都五花街の一つ、祇園甲部歌舞会(京都市東山区)は6日、春の公演「都をどり」(4月1~27日)を中止すると発表した。政府のイベント自粛の要請を受け、客や関係者の健康と安全を考え、決定したとしている。
祇園甲部歌舞練場が耐震改修工事中で使用できないことから、昨年に引き続き南座(同区)を会場に行う予定だった。会場の都合などから、現時点での延期開催は未定。
五花街の春公演をめぐっては、上七軒歌舞会(同市上京区)と宮川町歌舞会(同市東山区)がすでに秋に延期する方向で調整している。