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「前借り感覚」実態はヤミ金、年利500%も…被害急増

 会社員などから将来受け取る給料を債権として買い取り、給料日前に事実上、現金を貸し付ける「給料ファクタリング」の被害相談が相次いでいる。存在はSNSやインターネット掲示板を中心に広がり、業者側は「前借り感覚の気軽な資金調達方法」とアピール。だが法規制がないことを背景に、多額の手数料を要求されるトラブルも目立つ。専門家は「実質的なヤミ金だが、周囲に被害を相談できない人も多い」としている。(杉侑里香)

 「手軽で利用したが支払えなくなって…。会社に連絡されたらどうしよう」

 2月下旬、大阪府内に住む20代後半の男性会社員から司法書士事務所へSOSが届いた。男性は給料ファクタリングを利用し、月給のうち7万~8万円分を業者に債権として譲渡。手数料を引いた分を先に現金として受け取り、給料日後に返済することを繰り返していたが、やがて資金繰りに行き詰まったという。

■5万円前借りの手数料3万円

 ただ男性が給料日前に受け取っていたのは約5万円。2万~3万円が手数料で差し引かれていた形だ。金利換算では年率が500%超となり、利息制限法の上限(最大20%)を大きく上回っていた。

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