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ハラスメント絶えない“密室”の職場 訪問介護・看護に独自支援

 密室で、2人きりにならざるを得ない-。ある検察官は訪問介護・看護の現場を、こう表現した。利用者からのセクハラやパワハラ、さらには暴力、わいせつ行為まで、相対する従事者が被害に遭うケースが依然、後を絶たない介護・看護業界。将来的には数十万人単位で人材不足に陥ることが懸念される中、心身の安全を保障し、離職を減らすにはどうすればいいのか。(藤木祥平)

スープで意識混濁

 「無理に襲っても、相手の方が力が強い」。神戸市内の自宅で昨年12月、訪問看護に訪れた女性に睡眠導入剤ハルシオンを混入したスープを飲ませ、意識もうろうとさせてわいせつ行為に及んだ70代の男は、兵庫県警の調べに、こう説明したという。

 女性は卑劣な行為に気づかぬまま目を覚まし、次の訪問先に車で向かおうとしたが、再び意識が混濁、追突事故を起こしてしまう。

 大阪府警が昨年、準強制わいせつ容疑で書類送検した重い身体障害のある30代男もほぼ同じ手口だった。

 「睡眠導入剤を飲ませたら体を触れると思った」。男は大阪府貝塚市内の自宅で、訪問介護の20代女性に導入剤入りの飲料を飲ませ、急性薬物中毒にさせていた。この女性も帰りの車を運転中にもうろうとして、民家の外壁に衝突、軽傷を負っている。

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