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【科学の中身】より早くより正確な天気予報を目指して

より正確な天気予報をめざして
より正確な天気予報をめざして
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 小学生の頃、冬になるとNHKの天気予報を見るのが毎日の楽しみだった。私はその当時、千葉県に住んでいた。当時のNHKの天気予報では、雨の降水確率は青、雪の確率は白で表示されていた。大人にとっては厄介であろう雪だが、私には降るのが楽しみで仕方なかった。そしてその雪に対する好奇心は大人になっても消えることはなく、私は天気の研究者となった。

 気象による災害を減らすためには、より正確な天気予報が必要である。天気予報はスーパーコンピューターを使って行われている。天気予報システムでは、観測データをシミュレーションの世界と結びつけるデータ同化という技術が使われており、天気予報には欠かせなくなっている。

 近年、センシング技術の目覚ましい発展によって、より多くの地球観測データが得られるようになった。その歴史をたどると、1970年代後半から始まった地球観測衛星による観測がある。

 それ以前は、陸上で温度計や風速計を使って測定された観測データが主で、海上では、船舶による観測などの限られたデータしか得ることが出来なかった。しかし、地球観測衛星の登場以降、海上でも多くのデータが得られるようになり、世界各国の天気予報の精度は飛躍的に向上した。

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