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【脳を知る】薬の多剤併用「ポリファーマシー」 6種類以上なら副作用の危険も

 また、今服用している薬の副作用と気付かず、その副作用の症状を抑えるためさらに別の薬が処方されることもあり得ます。この場合、副作用を起こしている薬を変更することで解決するはずです。

 あるいは、処方された薬を服用していないにもかかわらず、患者さんからの報告がないので医師は薬が効いていないと判断し、本来必要のない薬を処方してしまうこともあります。

 国内で飲み残され、無駄になった薬剤費は年間約500億円に上ると推計されています。ポリファーマシー解消のためには、医師、看護師、薬剤師などの医療スタッフがそれぞれの立場から情報を共有し、医薬品の適正使用を心がけるのはもちろんのこと、患者さん側も「必要のない薬は毒にもなる」との認識をもち、自分の薬について注意を払う必要があります。

 お薬手帳やかかりつけ薬剤師制度を活用し、積極的に医療スタッフに相談してください。

 (済生会和歌山病院副院長・脳神経外科部長 小倉光博)

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