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【脳を知る】薬の多剤併用「ポリファーマシー」 6種類以上なら副作用の危険も

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 「ポリファーマシー」とは薬の多剤併用のことで「ポリ(多くの)」+「ファーマシー(薬)」の造語です。ただし、単に薬の種類が多いだけではなく、薬が多いことによって副作用を引き起こしたり、飲み間違いや残薬の発生につながったりすることをいいます。

 つまり、ポリファーマシーとは、さまざまな要因によって「必要以上の薬を処方・服用している状態」ということです。

 薬を何種類以上飲んでいたらポリファーマシーになるのか? 厳密な定義はありませんが、一般的に6種類以上になると副作用の危険性が高くなります。また、高齢になるほど複数の病気を抱えていることが多く、したがって処方される薬の数も多くなります。75歳以上では約4人に1人が7種類以上の薬を処方されているという報告もあります。

 医師は、悪意があって多剤を処方するわけではありません。患者さんが複数の医療機関を受診し、個々の医師はそれぞれの考えで処方するので、他の医師の処方には介入しづらく多剤になるという側面もあります。

 また、薬を減らすことに強い不安感をもつ患者さんもおり、説得に難渋することもあります。

 ポリファーマシーにつながる要因の例をいくつか挙げてみましょう。

 例えば、ある患者さんが外科で鎮痛剤を処方された際、胃への負担を軽減するため一緒に胃薬も処方されることがあります。この患者さんが同時期に内科を受診して胃薬が処方された場合、胃薬が過剰に投与されていることになります。

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