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【宝塚歌劇】雪組トップ、望海風斗さん退団会見「目指していた頃の自分に『ありがとう。幸せだったよ』と伝えたい」

退団会見に臨む宝塚歌劇雪組トップ、望海風斗さん=大阪市内のホテル(撮影・山田喜貴)
退団会見に臨む宝塚歌劇雪組トップ、望海風斗さん=大阪市内のホテル(撮影・山田喜貴)
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 10月11日での退団を発表した宝塚歌劇雪組トップスター望海風斗(のぞみふうと)さんが18日、大阪市内のホテルで会見。「私には宝塚しかなかった。宝塚が大好きな人たちで作る世界の一員になれたことが一番の幸せでした」と宝塚生活を振り返った。

      (田所龍一)

 子供の頃から宝塚が大好きだった。当時、月組トップだった天海祐希さんの大ファンで、天海さんに語り掛けるようにつづった日記は、有名なエピソード。

 「小学生の頃から憧れ、なんの疑いもなく『私はこの舞台に立つんだ』と信じてきた。他の道を知らないというか、宝塚しか頭になかった。そういう世界に出会えたことが幸せ。目指していた頃の自分に『ありがとう。想像していたより幸せだったよ』と伝えたい」という。

 初めて“退団”を意識したのは平成29年、早霧せいなからバトンタッチし、雪組トップに就任したときだ。

 「トップを一生続けられるものじゃないし、自分のなかで2020年を区切りにしようと思っていた」

 心に“退団の鐘”が響いたのは、昨年の「壬生義士伝」の舞台稽古のとき。舞台の袖から仲間たちのキラキラとした姿を目にしたとき「なんとも言えない幸せな気持ちになり、涙が自然に出てきた」という。

 組の仲間に退団を伝えたのは今年2月16日。

 「みんな大劇場の公演が終わったときから“いつ告げられるんだろう”と思っていたみたい。こんなすばらしい仲間と別れる寂しさが一気に押し寄せて、すごく早い退団ブルー。最初に私が泣いてしまいました」

 退団会見では涙なし。時折、笑顔もみせた。

 一方この日は、午後から兵庫・宝塚大劇場で望海と一緒に退団する娘役トップ真彩希帆の会見も行われた。

 「望海さんから退団を聞かされたとき『私もご一緒していいですか?』と聞いたんです。もし、真彩は残りなさい-と言われたらどうしようかと思っていた。でも、優しく『いいよ』とおっしゃっていただいて、やった!お許しが出たと、うれしかった」

 娘役トップに就いたとき望海から「一人の女性としても美しい女性を目指すのよ」と言われた言葉が心の支えになった。そしてそのときにプレゼントされたネックレスをして会見に臨み「このネックレスが似合う女性になれたかなぁ」と笑った。

 2人のサヨナラ公演は「ミュージカル・シンフォニア『fff-フォルティッシッシモ-』」「レビュー・アラベスク『シルクロード-盗賊と宝石-』」(兵庫・宝塚大劇場7月17日~8月17日、東京宝塚劇場9月4日~10月11日)。

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