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大阪の名物書店「スタンダードブックストア」が今春復活

新店舗となる予定のビルで支援者らと語らう中川和彦さん(左から2人目)=大阪市天王寺区
新店舗となる予定のビルで支援者らと語らう中川和彦さん(左から2人目)=大阪市天王寺区
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 昨年4月に惜しまれつつ閉店した大阪・ミナミの名物書店「スタンダードブックストア」が今春、大阪市天王寺区で復活することが15日、わかった。書店員こだわりの書籍や雑貨を販売し、作家のトークイベントなどでも人気を集めた同店。店主の中川和彦さん(58)は「より多くの人が集まれる店をめざしたい」と話し、ギャラリーや立ち飲みバーを併設する予定だ。(北村博子)

 閉店した「スタンダードブックストア心斎橋」は平成18年、大阪市中央区に開店した。「本屋ですが、ベストセラーはおいてません。」がキャッチフレーズ。売れ筋か否かにこだわらず、書店員が独自の視点で棚を編集し、本に関連した雑貨を一緒に置くなどユニークな試みを続けてきた。コーヒーを片手に自由に試し読みができるスタイルは、開店当初としては画期的だった。本の著者を招いたトークショーも約13年間で500回以上開催し、好評だった。

 ところが入居するビルの契約更新ができず、昨年4月に閉店。当初から別の場所での再開をめざしており、四天王寺(大阪市天王寺区)の近くにあるビルの1、2階に決まった。1階は立ち飲みバーとカフェ、2階は書店とギャラリーにする予定。同じテーマの本を一緒に並べるなどこだわりのレイアウトを行うほか、新たに古本も扱う方針だ。

 周辺には寺や史跡が多く、門前町の風情が残っていることから、中川さんには「大阪の歴史を本棚で表現したい」といった思いも。「大阪の作家さんにこの近所の話をシリーズ化してもらったり、お坊さんを呼んでイベントを開いたりできたらおもしろいかも」と夢を膨らませる。

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