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面会室を「壊していない」と加重逃走罪を否認、富田林署逃走で初公判

山口県周防大島町の道の駅で撮影に応じる樋田淳也被告=平成30年9月
山口県周防大島町の道の駅で撮影に応じる樋田淳也被告=平成30年9月
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 勾留されていた大阪府警富田林署から平成30年8月に逃走したなどとして、加重逃走などの罪に問われた無職、樋田(ひだ)淳也被告(32)の初公判が13日、大阪地裁堺支部(安永武央裁判長)であった。被告は「逃走は認めるが(面会室のアクリル板を)壊していない」と述べた。弁護人も「壊したのは第三者」とし、加重逃走罪は成立しないと主張した。被告側は、ほかの窃盗などの罪についても起訴内容を一部否認した。

 起訴状などによると、強制性交等や窃盗容疑で富田林署に逮捕・勾留されていた30年8月12日夜、同署の面会室で弁護士と会った後、アクリルの仕切り板を壊して逃走したなどとしている。

 被告はその後、自転車や食料品を盗んで逃げ続け、49日目の9月29日に山口県周南市の道の駅で確保された。逃走中は自転車で日本一周をしている旅行者と偽っていたとみられる。

 事件をめぐっては、面会室の扉の開閉を知らせるブザーが鳴る装置の電池を抜いていたり、担当署員が内規に反してスマートフォンを持ち込んでいたりするなど、同署のずさんな留置管理の実態が発覚。府警は30年10月、当時の署長など計7人を懲戒処分にした。

 被告は加重逃走に加え、逃走前の住居侵入や強制性交等、逃走中の窃盗罪など計21件の事件で起訴されている。地裁堺支部は加重逃走罪など18件を裁判官のみで、強盗致傷罪など3件を裁判員裁判で審理する区分審理とし、最終的な判決は併合する方針を決めている。

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